7月、8月、そして9月。
武道館もAXもZeppもたくさんの花が並んでいたが
フラワーキャンドルの花とはならなかった。
施設へ寄贈できる寿命が残っていないのだ。
10本のスタンド花がありながら1つも届けられない時もある。
5年間の活動を通じて初めてのことだ。
今年の夏の暑さは花の寿命を奪っていた。
HPには寄贈できる花があったところだけを掲載している。
武道館へ行っても寄贈できる花がゼロであれば掲載しない。
何回回収に行ったかが目的ではなく、どれだけ施設へ届けられるかが大事だからだ。
今年の夏はゴミを意識させられた年となった。
大量の花を処分した。
残念な気持ちが渦巻く毎日が続いたが、1ついいこともあった。
軽度障害者の職業施設である授産施設と共同で試していることがある。
1つは、首を下げた花の再利用。ドライフラワーやポプリの作成。
1つは、生ゴミの再利用。肥料などへの加工。
授産施設で作業する人々の新たな仕事が1つ生まれれば、この夏も悪くなかったと
思えるかもしれない。
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